菌根イチゴの「菌根」。
アレチノギクの菌根。
不毛の地で生きる アレチノギク。
なぜ…不毛の瓦礫の地でも生きられるのか?・・
「根毛」でなく「菌根」だから生きられる!
イチゴと共通点がある。
イチゴもランナーの子株は・・・・瓦礫の地にも根を張り生きている。
アレチノギクの根も地表から10㎝程度のエリアに張っている。
イチゴとほとんど同じ。
他の植物が乾燥で枯れかかっているとき、
逆に旺盛に繁茂して・・・不毛の地のエリアの支配者となる。
右写真
アレチノギクの根。
根毛なし!
イチゴの根と非常に似ている。
「菌根」である。
根毛で養水分を吸収する植物は、
過酷な土壌条件の場所では生きることはできない!
根毛イチゴ
温度が高くなる6月、7月になると・・・・
多年草に株は変化して、自生地なら「菌根」になるのであるが、
畑には木材腐朽菌がいないから「菌根」を具備することはできない。
根毛は死ぬ・・。
一気に・・・養水分が吸収できない。
老化が進み・・オシマイ。
イチゴの根毛。
この根毛が乾燥、多湿、高温、老廃物質、多肥・・・
等で短時間で死ぬ。
新たに根毛が再生されないと・・・一気に老化が進む。
根毛の無い根では養水分を吸うことはできない!
イチゴ栽培の壁は・・・・根毛にある。
根に木材腐朽菌が付着すると・・・・
根毛の再生を中止し「菌根」が伸び始める。
イチゴも非常に「狡猾」。
そうでなければ、負け組植物は生き続けることが出来ない!
植物も激しい場所取り戦争を行っている!
地面に這って生きるには・・・それなりの狡さと知恵が必要。
菌根イチゴの根
根毛が無い。根毛の代わりに木材腐朽菌の菌糸が行なう。
菌根イチゴの吸水力は・・・木材腐朽菌の菌糸の吸水力である。
カツオブシは・・・菌糸の吸水力で・・・カチカチに乾燥させる。
根毛・・・・
根の老化とは・・・日々新しく「根毛」が作られないことから起こる。
根の表皮単細胞の根毛の寿命は長くて数日。
この根毛イチゴは、イチゴの本来の根ではない。
イチゴは「浅根」。
地表近くに伸びる根は、直ぐに乾燥する、多湿になる。高温になる。
根毛は直ぐにダメージを受けるから、イチゴは毎日補修作業に追われる。
補修するにも多くのエネルギーを必要とする。
多年草植物は、同じ場所で永年生き続ける植物。
親株の根は・・・「根毛」を日々新しく更新してはいない!
これを「老化」とみる・・・・収穫の終わりごろの根は・・・多年草の根になっている。
自生地では、こういう株では「菌根」になっている。
木材腐朽菌と共生して菌糸が「根毛」の替わりを行っている!
ところが、畑には木材腐朽菌も、枯れ葉もないから「菌根」になれない!
養水分をよく吸収できない根になっている。根毛の脱落と再生不能。
灌水しても・・・水を吸えない・・・
糖度が出ない・・・・
多年草植物のイチゴが、こうして一年草のように扱われ畑から抜かれ整理される!
「根毛イチゴ」の限界と末路・・・・
栽培イチゴと自生地イチゴの違いは・・・「根毛イチゴ」と「菌根イチゴ」の違いである!
「イチゴ満作 Kiwame1号」栽培イチゴの菌根。
「菌根になっている}。根毛が無い。
黄色の部分が・・・根毛イチゴでは「根毛」が出ているが・・・。
下の写真の根毛とは全然異なる根であることが解る。
不毛の地で生きるには・・・根毛ではダメなのである。
「イチゴ満作 Kiwame1号」栽培の若々しい葉。
葉の老化は根の老化。
葉の光沢が・・・老化の全てを証明する・・・
美魔女達は・・・心が「老化していない。
ナイスボディーを持続するために・・・日夜・・・努力。
紫外線・・・カット。根毛では老化を防止できない!
2016年 7月20日 「イチゴ満作 Kiwame1号」植え。 「イチゴ満作 Kiwame源液」1000倍 3日間隔で与えた。
基肥としてマグアンプ中粒 3gr。
若々しい根の吸水力で、この葉の漏液が行われている。
この二つのイチゴの糖度は15度。7月20日の猛暑の中で、この糖度は光合成のエネルギーのみで作ったものではない。
自生地再現培養土「イチゴ満作 Kiwame1号」の木材腐朽菌が作ったエネルギーが、光合成を補って、
二つのエネルギー調達で出来た15度である。
越後姫の糖度を・・・鈴音が・・・無造作に作った!
この栽培法なら、本州の平地でも夏イチゴ、四季成りイチゴ、種子イチゴ栽培が可能である。
ランナーの鉢は「イチゴ満作 Kiwame苗用」で育苗。
萎黄病、炭疽病を寄せ付けない美用土である。
「イチゴ満作 Kiwame1号」と同じく、エネルギーを作る。エネルギーを苗に送る。
ランナーから送られるエネルギーにプラスする。
素晴らしい堅固な充実した苗になる。
根の老化については、連作障害の項目でも少し記したが、別な角度から記す。
水耕栽培のトマトの根、メロンの根。
素晴らしい値の張り方がテレビなどで放映されると、
まさにこれこそ、未来の農業のように思えてくる。
自然を超越した人間の科学の勝利のように思えてくる。
そのようなサイドから・・・番組も制作される。
しかし、不思議なことに、番組の中で「屋久島の7000年の縄文杉」は、同時に映像が流れることも無ければ、
説明されることもない。
簡単に言えば、その程度の科学では、水耕施設では、7000年の縄文杉を作れない・・・ということ。
植物の世界には、更に奥に潜んでいるものがあるということ。
植物工場は、光合成という一つのエネルギー調達から導き出された施設と技術である。
水槽に満杯にまで生長した後の根について、どうなるのかが見えない。
問題は飽和状態まで張り巡らせた後、植物はどうするかということである。
トマトも、メロンも・・・一年草だから、ある時期を過ぎると地上部は枯れる。
そのとき根も枯れる????
一年草は、それでよいかもしれないが、多年草植物なら飽和状態の根で、翌年も生きなければならない!
飽和状態のエリア内に、更に翌年新しい根が重なって何階建てもなって伸びるのだろうか。
水耕栽培で、根がものすごく伸びるのは、根にとって土壌は伸びる阻害として働く。
水は、そういうことがない。
そういうことであれば、屋久島の大王杉の根は、東京ドームの何倍にまで伸ばせるのだろうか。
本当にそういう伸び方を・・・・人間の科学が、工業で作った施設が出来るのだろうか。
根が分泌する多量の「老廃物。これを浄化するには電気を使う。
自然界では木材腐朽菌を使う・・・。電氣は使わない・・・。
大王杉の屋久島は花崗岩の島。地表の土壌は20㎝から30㎝。
この限られた土壌で7000年生きてきた。
「老化」を進行させないで。
アンチエイジング。
多年草の栽培は、制限要因を削除する栽培の水耕栽培より、
阻害要因の中で、老化を進めないで長生きする・・・秘密を解明して、
最後まで品質の高いイチゴ生産の研究がより重要なのではないか。
自生地再現、自生地生態系イチゴ栽培。
これが最先端のイチゴ栽培法である。
これを実現したのが「木材腐朽菌による炭素循環イチゴ栽培法である。
その資材が「イチゴ満作 Kiwameシリーズ資材、培養土」である。
植物の根は「無限」には伸びることが出来ない。
樹木なら枝の範囲の地下エリアである。
根を伸ばすにも多大なエネルギーを必要とするからである。
森林の負け組植物は、地下でも根の張りでも、負け組である。
でも・・・水耕栽培すれば・・・・こういう負け組植物でも、トマト、メロンのように水槽いっぱい根を伸ばすのか。
多年草植物は、葉は古くなると枯らして落葉させる。または茎に着けたままにしておく。
こういう状態であれば、当然年も「老化」している。
植物の成木というのは「老化した木」「老化が始まった木」。人間も同じ。
つまり、根も同じ状態になっている。
一年草なら、この時枯れるから問題外であるが、多年草植物は、この状態がスタートである。
ここから先、何年も生き続けなければならない!
新しい根を多く出させるにも、多くのエネルギーが必要。
自生地の多年草植物は、木材腐朽菌の菌糸を根の代わりに使う!
植物の根は限りなくどこまでも伸びることはできない。
水耕栽培の根でも。
ところが、木材腐朽菌の菌糸は。養分と水分と温度があれば、光がない状態でも、
何処までも、どこまでも伸びられる特性を持っている。
根が老化しても、木材腐朽菌の菌糸は「枯れ葉」があれば、どこまでも伸びられる。
だから、地球の陸上で枯れ葉のあるところには、必ず・・・他の菌は居なくとも木材腐朽菌はいる!
老木になっても生きられる。
イチゴの株も、古株が・・・何年も生きられる。
農業では、イチゴを一年草として栽培している。イチゴが多年草であることを忘れている!
根の「老化」は重大な問題である。
イチゴの品質に・・・もろに関係する。
防ぐ方法があるか?
盆栽では、根をカットして、新根を発生させているが・・・・。
収穫期にイチゴの根をカット出来ない!
イチゴ栽培の「壁」である。
つまり、短期間に、イチゴの根の老化が始まるのは、屋久島の土壌内の生態系と、
大きく乖離しているから起こるのではないか。
培養土に大きな違いと乖離があるのではないか。
一口に言えば、イチゴの培養土に、木材腐朽菌による炭素循環が無いことである。
培養土にエネルギーを作るシステムがない。
エネルギーをイチゴに供給するシステム、インフラが無い。
少しの乾燥で、根毛は大きなダメージを受ける。
短時間の多湿でも大きなダメージを受ける。
少しの光合成低下で、大きなダメージを受ける・・・。
こういうことが土壌栽培では起こるから・・・・全てをベストに管理する水耕栽培が良い・・・となるのであるが、
イチゴは多年草。・・・水にはエネルギーが無い。ブドウ糖が無い。
自生地には、このようなダメージを抑止、回避する木材腐朽菌によるネットワークが構築されている!
これが、培養土にないから、ダメージが即「老化」につながる。
老化を遅らせ、最小限にする培養土。菌根にする培養土。これまで無かった!
それが「イチゴ満作 Kiwame1号」であり、「イチゴ満作 Kiwame源液」である。
木材腐朽菌が生きており、リグニン、セルロースがある自生地再現培養土である。
生きている培養土である。
エネルギーを作れる培養土、エネルギーを供給する木材腐朽菌ネットワークを構築できる培養土である。
アンチエイジングの可能な培養土である。菌根培養土。
「根毛培養土」だから・・・美魔女イチゴになれない!
その実証を下の写真で示す。
多年草イチゴは、根が老化したときどうしている?
itigo rouka ne